ミトコンドリア賦活試験 (抗肥満作用などの評価)

試験概要

主に骨格筋細胞や褐色脂肪細胞で、運動による脂肪燃焼が行なわれています。それらの細胞にはミトコンドリアが豊富に存在しており、ミトコンドリアが糖や脂肪を代謝して、エネルギーや熱に変換しています。そのため、骨格筋細胞や褐色脂肪細胞におけるミトコンドリア機能の活性化は脂肪燃焼を促進させます。

本試験では、細胞内のミトコンドリア活性やミトコンドリア量を測定し、被験物質によるミトコンドリア賦活作用を検証します。

試験例 (筋芽・筋管細胞でのMito Tracker/ヘキスト染色像)

基本試験

使用細胞筋管細胞、脂肪細胞 など
ほか、各種細胞
予備試験細胞毒性試験
本試験ミトコンドリア活性測定 (MTT法など)
ミトコンドリア定量 (Mito Tracker染色)
生細胞数測定 (ヘキスト染色)
ATP産生量測定 (オプション)


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。