老化細胞除去試験

試験概要

加齢や外的ストレスに伴い蓄積される、いわゆる「老化細胞」は、生体内で様々な悪影響を及ぼします。健康やアンチエイジングという観点から、この老化細胞を選択的に除去するセノリティック薬が注目されています。

試験例

本試験では、細胞分裂回数の少ない若い細胞と長期間の細胞分裂を繰り返した老化細胞を用いて、老化細胞に選択的に損傷を与える薬剤の評価をします。通常の細胞生存率評価に用いられるWST-8法などのほかに、蛍光イメージング解析による視覚的にもわかりやすいデータ取得が可能です。また、ご希望の細胞株に薬剤等で処理し、老化細胞様の特性を付与してから試験することも可能です。

基本試験

使用細胞ヒト線維芽細胞 (継代細胞を老化細胞として使用)
あるいは、ご希望の細胞株
(薬剤等により老化細胞様の特性を発現)
予備試験細胞毒性試験
本試験正常細胞と老化細胞を用いて、
・WST-8法等による細胞生存率測定
・蛍光イメージングによる細胞生存率測定


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。