試験概要
ご希望の細胞種を用いて被験物質添加下で培養します。細胞よりRNAを回収し、リアルタイムPCR (Real-Time PCR) 法を用いて目的遺伝子の発現量を測定します。スクリーニングのような多サンプルのご依頼やハイスループットの試験にも対応しています。
お客様の方でご調製されたRNAやcDNAなどをご送付いただき、遺伝子発現解析のみをご依頼いただくことも可能です。RNAをお送り頂ければ、弊社でcDNA化、リアルタイムPCR解析を実施します。その際にプライマーの設計も承ります。お客様でご指定いただいたプライマーによる解析も問題ございません。

使用機器

LightCycler 96 System
(Roche Diagnostics)

LightCycler 480 System Ⅱ
(Roche Diagnostics)
試験例
iPS細胞の未分化マーカーの一つであるNANOGの遺伝子の発現量を測定しました。
内部標準遺伝子としてGAPDHを使用しました。

基本試験
| 使用細胞 | 各種細胞 |
|---|---|
| 測定可能項目 | リアルタイムPCRによる遺伝子発現解析 インターカーレーション法 (SYBR Green法) あるいはプローブ法 (TaqManプローブ法) micro RNAの測定 PCR Array など |
| 予備試験 | 細胞毒性試験 |
| 本試験 | 各種遺伝子発現解析 |
※博士号保持者が中心となって試験を担当します。

