試験概要
チロシナーゼは、メラニン色素合成における主要な代謝酵素であり、その活性は美白作用の指標の一つとしてよく用いられています。
本試験では、メラニン合成抑制剤の効果の検証や新規物質の検索を目的とし、被験物質のチロシナーゼ活性阻害作用を検証します。L-DOPAを基質としてチロシナーゼによるDOPAクロム産生量を測定します。
試験例


基本試験
| 使用細胞 | なし (in vitro試験) |
|---|---|
| 酵素活性 | マッシュルームもしくはヒトメラノサイト抽出チロシナーゼを用いたDOPAクロム産生測定 (吸光測定) |
| 陽性対照 | コウジ酸 |
※博士号保持者が中心となって試験を担当します。

