脂肪分解促進試験 (抗肥満作用)

試験概要

脂肪細胞に蓄積された中性脂肪は、脂肪酸とグリセロールに分解されてエネルギーとして消費されます。
本試験では、ダイエット効果を期待する機能性物質の探索を目的とし、被験物質の脂肪分解促進作用を検証します。分化誘導後の脂肪細胞に被験物質を処理し、中性脂肪が分解されて生じたグリセロール量を測定することで、被験物質による脂肪分解作用を評価します。

脂肪分解試験測定原理

試験例

遊離グリセロールの定量(脂肪分解率)

基本試験

使用細胞マウス脂肪細胞 (3T3-L1)
ヒト脂肪前駆細胞 (皮下・内臓)
培養期間分化誘導11日目の脂肪細胞に24時間サンプル処理
陽性対照Isoproterenol
試験方法遊離グリセロール量測定


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。