コラゲナーゼ活性阻害試験

試験概要

コラゲナーゼ (MMP) はコラーゲンを分解する酵素であり、皮膚においてコラゲナーゼが過剰にはたらくと、コラーゲン量の減少により、シワやたるみにつながることが知られています。したがって、酵素活性を阻害する物質は美容の面で有用となることが期待されます。

また、がん領域においては、がんが転移する際にコラゲナーゼが活性化することから、酵素活性を阻害する物質はがん転移抑制の面でも有用となる可能性があります。

本試験では、各種コラゲナーゼを使用して被験物質のコラゲナーゼ阻害効果を検証します。

コラゲナーゼによるコラーゲンの分解阻害

試験例

コラゲナーゼ酵素活性測定結果

基本試験

使用細胞なし (in vitro試験)
測定項目各種コラゲナーゼ (MMP) を用いたコラゲナーゼ活性測定 (蛍光法)


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。