がん細胞の浸潤阻害試験 (がん転移抑制評価)

試験概要

上皮組織で発生したがん細胞は基底膜を破壊することで浸潤し、正常な組織に転移していきます。浸潤過程においては、細胞の基底膜への接着、細胞外マトリックスの分解、細胞移動などが段階的に進行します。

本試験では、基底膜モデルを用いることで、浸潤したがん細胞数を高感度に測定することが可能であり、被験物質ががん細胞の浸潤を阻害するか検証します。複数の被験物質のスクリーニングにも対応しています。

基本試験

使用細胞ヒト線維肉腫細胞 (HT-1080)、ほか各種細胞
予備試験細胞毒性試験
本試験浸潤したがん細胞の細胞数測定


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。