骨芽細胞・破骨細胞を用いた骨代謝試験

試験概要

骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収のバランスによって、骨構造や強度は維持されています。
本試験では、骨の健康をサポートする機能性物質の検証や新規物質検索を目的として、被験物質の骨芽細胞および破骨細胞への分化に対する影響を検証します。

マウス骨芽細胞株 (MC3T3-E1)

ラット骨髄細胞から分化した破骨細胞
(TRAP染色像)

試験例

被験物質B,C,Eに破骨細胞分化抑制効果が認められます。

基本試験

使用細胞<骨芽細胞を用いた試験> 初代骨芽細胞、MC3T3-E1 など
<破骨細胞を用いた試験> 初代破骨前駆細胞、Raw264.7 など
予備試験細胞毒性試験
本試験<骨芽細胞を用いた試験>
・細胞賦活試験
・ALP活性測定
・オステオカルシン量測定、
・アリザリンレッド染色 など

<破骨細胞を用いた試験>
・細胞賦活試験
・TRAP染色 など


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。