線維芽細胞賦活試験 (コラーゲン・ヒアルロン酸産生促進作用評価)

試験概要

肌において、線維芽細胞は主に真皮に存在し、皮膚に弾性を与えるⅠ型コラーゲンや潤いを与えるヒアルロン酸を産生しています。線維芽細胞の機能低下はシワやたるみなどにつながるため、美容の面で重要な細胞です。

本試験では、肌に張り・潤いをもたらす機能性物質の検証・新規検索を目的として、Ⅰ型コラーゲンやヒアルロン酸の産生量を測定することで、被験物質の線維芽細胞賦活作用を検証します。

ヒトの皮膚の構造と線維芽細胞の顕微鏡写真

試験例

化合物Cがコラーゲン産生を促進している。

基本試験

使用細胞正常ヒト皮膚線維芽細胞
陽性対照ビタミンC (ascorbic acid) など
予備試験細胞毒性試験
本試験細胞増殖率測定
Ⅰ型コラーゲン・ヒアルロン酸産生量測定


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。