糖取り込み評価試験(抗糖尿病・抗肥満作用)

試験概要

脂肪細胞や骨格筋細胞において、インスリンは糖の取りこみを促進させ、血糖値を下げる働きがあります。
本試験では脂肪細胞や骨格筋細胞を用いて、被験物質による糖取り込み作用を評価します。糖取り込みの促進が認められた場合、インスリン作用が考えられ、抗糖尿病作用を持つ可能性があります。一方、脂肪細胞などで糖取り込みの抑制が認められた場合、抗肥満作用を持つ可能性があります。

試験例

骨格筋細胞における糖取込試験のグラフ(細胞内2DG6P量測定)

基本試験

使用細胞骨格筋細胞 (L6など)
脂肪細胞 (3T3-L1)
褐色脂肪細胞 など
予備試験細胞毒性試験
本試験インスリン存在下もしくは非存在下での細胞内への糖取り込み量測定


※博士号保持者が中心となって試験を担当します。